fbpx

“wacci 橋口洋平”高校時代の孤独、2度の脱サラを経て突き進んだ音楽の道

「コンプレックスは隠すより伸ばせ!」
全国のコンプレックスに悩む女子高生に向けて発信する、“JKコンプレックス”

今回は、あの名曲「別の人の彼女になったよ」がロングヒット中のバンド“wacci”からギターボーカルの橋口 洋平さんにインタビューしてきました!
今や上記楽曲のMVがYouTubeの総再生回数が870万回を突破!(2019年8月時点)

そんな大ヒット曲を生み出した橋口さんの壮絶な過去とは…?
まずは、自分グラフで今までを振り返ってもらいました。

橋口さんの
“自分好き度”グラフ

高校時代に軽いいじめをうけていたという橋口さん。
それを救ってくれたのはやはり音楽だったようです。

それではそれぞれの時代を詳しく振り返ってもらいましょう。

いじめの標的に…
毎日が辛かった高校時代初期

自分が落ち込む程、周りが面白がる

入学した高校は小中高一貫校の学校だったのですが、僕はそこに高校から入ったんですね。
周りは既に小学校からの仲の良いグループが出来ている中、僕は途中から入ったくせに、空気が読めずに今までのお調子者キャラで接してしまったんです。
学級委員長を決める時に率先して手を挙げたりして「あいつ誰だよ?」って感じで他の子から避けられ始め、他のクラスからもわざわざ僕を見に来るほどの「学年1のイタイやつ」みたいに扱われていました。
いじめみたいなこともされていて、例えば非通知の着信が80件きたり、体育から帰ってきたら着替えのベストが破られていたり…
僕が被害者ぶって「やめてよ!」みたいな反応をすればするほど、周りはもっと僕をいじめるのが楽しくなっていくという負の連鎖でしたね。
友達どころか、助けてくれる人もいなくて本当に辛い時期を過ごしました。

音楽と剣道が
新しい居場所を与えてくれた

いじめられっ子からお笑い担当に

そんな中、このままではいけないと思って環境を変えようと、今までやった事もなかったのに剣道部へ入部しました。
そしたらその部活の中で少しずつ友達が出来て、少しずつ学校が楽しくなっていきました。
隣のクラスにも友達が出来て、その子がアコギで路上ライブをしていたので僕も真似して始めてみたんですが、そこからそれが凄く楽しくなって、音楽を通じた出会いも増えていき、初めて他に自分の居場所ができたと思ったんです。

学校でも今までみたいにいじめられても被害者ヅラするのではなく、それを笑いに変えるようなリアクションをするように試してみたら、いつのまにかリアクション芸人的な立ち位置になって(笑)周りも愛のあるイジリをしてくれるようになりました。

「あんな奴だけど路上で歌ってるらしい」っていうギャップもあって、やっとみんなが認めてくれたんですよね。
剣道や音楽がキッカケで校外でも居場所が出来たのが、考え方を変えてくれました。

就職か、音楽の道か

音楽がやりたいと分かりつつも、会社員に

大学に入った後も路上ライブで弾き語りをしたり、バンドを組んでライブハウスで演奏をしたり、という日々を過ごしていました。
いつかは音楽で食べていけたらなあと思いつつ4年が過ぎ、ぶつかったのが就職活動です。
もちろん音楽も捨てきれなかったのですが、それを理由に就職活動から逃げてしまうのも何か違うかなと思い、本気で頑張って何とか3社ほど内定をもらいました。
今僕が所属しているソニー・ミュージックも受けたのですが、面接で「君は音楽を売りたいの?演奏したいの?」って言われて…
「演奏したいです…。」と答えて初めて自分の本当の気持ちが分かった気がしました。
でも、社会人を経験することも大事だと思い、結局企業にシステムを売る会社に就職しました。
今振り返ってみると、音楽の道一本でやっていくという覚悟と自信がこの時には持てなかった自分の弱さがあったんじゃないかと思います。
もし、当時の自分にアドバイスできるとしたら、後からいくらでもやり直す事ができるんだから、一番自信があって好きな事を選ぶべきだと伝えたいですね。
もやもやしたままだと、何をやっても全て中途半端になってしまうので。

二度の脱サラを経て
最後のチャンスをwacciに 

誰かに認めてもらえるものは音楽しかなかった

その会社で働きながらもライブの日は机の下にギターを忍ばせて、上司に無理を言って早めに上がらせてもらってライブハウスに行くという生活を送り、夢を捨てきれずにいました。
「音楽だったらもっと力を発揮できるのに」という心の引っ掛かりが爆発して、その当時組んでいたバンドに集中するためにメンバーみんなで会社を辞め、ミニアルバムをリリースしました。
もう後戻りは出来ないという思いで死に物狂いで活動したのですが、それでも泣かず飛ばずで。
とあるオーディジョンも最終審査で落ちてしまい、メンバーの諸事情も重なって結局バンドを解散してしまいました。

その後また僕はモバイルコンテンツの会社に再就職しました。
それでもまだソロアーティストとして音楽を続けていて、そこから今のwacciのメンバーとイベントやライブで出会ったんです。
初めて会った時から意気投合して、「このメンバーで最後の勝負がしたい」と思い二度目の脱サラをしてwacciとして本格的に活動を始めたのが20代後半でした。
同年代の友達は出世したり、結婚している中で、この決断はかなりの覚悟を決めていました。
実は父親にもかなり反対をされていて、何度も音楽活動を止められましたね。いつまで夢見てるんだって。
そりゃそうですよね、大学まで出させてもらったにも関わらず、凝りもせず二度も脱サラして音楽やりたいだなんて、本当に親不孝者だなと思います。
ずっと味方でいてくれた親の辛そうな顔を見るのは本当に心が折れそうでした。

そんな葛藤の中、それでもやってやると思えたのは、今のバンドメンバーがいたからです。
ちゃんと音楽で食べていけるバンドになる事を本気で目指していたし、このメンバーなら出来ると思っていました。
何度も挫折と挑戦を繰り返してきた僕だからこそ感じた直感です。

その後、オーディションにも受かって事務所やレコード会社の協力もあって今応援してくれる方が少しずつ増えて来ているのを実感できて…あの時の直感は間違っていなかったなと思っています。

ちなみに、今では父親はCDをリリースする度に段ボール一杯に買ってくれる程応援してくれています!早くもっと結果を出して親を安心させたいです。

もちろん現状にはまだまだ満足していません。
もっと誰かの人生にとって大切な一曲をたくさん生み出して、全国各地でホールツアー、そして日本武道館公演をする事が夢です!

絶対に自分だけは自分を好きでいて

一生ものの人間関係を築けるのは
学校内だけじゃない

この記事を読んでいる高校生の中には自分の本音や好きな事を隠しながら生活している子もいるんじゃないかな。
でも、それって息苦しいだけだし、偽りの自分で接してきた友達はきっと続かないと思います。
一生ものの人間関係を築けるのは学校内だけじゃないです。
世界はもっと広くて、自分をもっと出せる場所は他にも絶対にあるので探し続けてください。今はSNSで好きな事を発信したらたくさん繋がれるしね。

あとは、たとえ一人になっても、誰かに嫌われても、絶対に自分だけは自分を好きでいてあげてください。
今は辛いかもしれないけどね。それだけは忘れないでいてほしいです!
みなさんが素敵な高校生活を送れるように応援しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橋口さん、ありがとうございました!

辛い過去を経験しつつも、自分を認めてくれる場所を見つけ自分の夢をひたむきに追い続けている姿はとてもステキですよね!
みなさんも、辛い事や自分の中で納得がいかない事があっても、自分自身を励ましながら好きになっていけるといいですね。

最後に読者のみなさんへサインのプレゼントも頂きました✨

プレゼント応募方法

①チームシンデレラの
 公式Twitterをフォロー!

②対象の応募ツイートをRT!

【応募期間】
2019年8月16日(金)まで!

※当選者にはTwitterのDMにてご連絡させていただきます。
必ずDMを受信できるよう設定をお願いいたします。


関連記事

  1. 肌が白すぎる人は超純粋な人が多い!?【コンプレックス辞典No.4:肌が白すぎる→天使肌】

  2. 足が大きくて悩んでる子でも「#足元倶楽部」を楽しめちゃう方法をご紹介!

  3. ”はるな愛”コンプレックス・いじめ・自殺も考えた過去を振り返る

  4. メンヘラはドラマの名監督!?【コンプレックス辞典No.5:メンヘラ→ドラマ気質】

  5. “井上苑子”誰かに嫌われるのが怖い…承認欲求との戦いだった高校時代

  6. 身長が低い人は無意識モテ!?~上目遣いの達人~【コンプレックス辞典No.6:身長が低い】

  7. ニキビは誰よりもリア充の証拠!?【コンプレックス辞典No.3:ニキビ→青春肌】

  8. 寝坊しがちな人は!?~眠り姫~【コンプレックス辞典No.11:寝坊しがち】

  9. 音痴は一途な人が多い!?【コンプレックス辞典No.1:音痴→ソウルリズム】

PAGE TOP