アルバイトで接客…や受験の面接…など、
高校生から大人と関わる機会は増えていきますよね!
そこで気にしてほしいのが正しい日本語の使い方!
実はとーっても大事なことなんです…!
使い方一つで失礼になることも!
「この人、日本語知らないな」って思われるも嫌だし、
変な印象をもたれるのも嫌ですよね…。
そこで今回は今のうちに覚えておきたい正しい日本語特集をご紹介(^^)/
◆貴○○ or 御○○
貴校、貴社 or 御校、御社。
大人になっても覚えておきたいこの違い!
受験に面接がある人にも必須です!
貴○○も御○○も意味は同じで相手を敬う表現です。
簡単に言うと「○○様」の「様」と同じ役割。
じゃあ違いはなに?というと、
貴○○はメールや履歴書などに使う書き言葉。
御○○は面接や電話などで使う話し言葉です。
ちなみに貴校様、御校様といった表現は二重敬語でかえって失礼になるので気をつけましょう!
◆了解です
「わかりました」の意味で使われる「了解です」。
これも使う相手によっては間違いなんです!
「了解です」は自分と同じ立場や目下の人に使える言葉。
目上の人に使うと失礼になります!
なので目上の人に「了解しました」と言いたいときは、
「承知しました」「かしこまりました」に直しましょう!
高校生にはなじみがあまりない言葉かもしれませんが、
逆にコレが言えればできる人にみえますよ☆
◆ご苦労様です
ご苦労様とお疲れ様は意味としては同じ。
何が間違いなの?と思うかもしれませんが、
一般的には、先ほどと同じく「ご苦労」という言葉は目上の人が目下の人に言う言葉なんです!
なので、目上の人に使うのは「お疲れさまです」が正解!
◆〜になります。
「おつりは○○円になります。」
「お手洗いはこちらになります。」
誰もが聞いたことのある言葉ですよね??
でもこれ、間違いなんです!
“〜になる”というのは変化を表す言葉。
「大人になる」「病気になる」というような変化をする文章で使うのは正解!
ですが、○○円やトイレは変化をしないのでここでは間違いなんです!
なので正しくは、
「おつりは○○円でございます。」
「お手洗いはこちらでございます。」です!
わかりにくいところで
「励みになります」「お世話になります」
という言葉もありますが、
「これは私にとって励みに変化します」
「私は迷惑をかける存在に変化します」
という意味になるので、正しい日本語です◎
◆すいません or すみません
もともとは「済む」からきた言葉で、漢字で書くと「済みません」になります。
「すみません」を言いやすくした言葉が「すいません」。
口ですいませんというのは大丈夫ですが、
文面では「すみません」を使いましょう。
ですが、フォーマルな場面では本当はすみませんでも失礼になることも。
迷ったときは「申し訳ありませんでした」が一番無難です。
◆にやける
これ、皆さん使いますよね?
“薄笑い”のイメージが強い「にやける」ですが、
本当の意味は「男が、女のようになよなよと、変になまめく」。
つまり、男の人が女の人のように”なよなよ”する様子のことなんです。
ちなみに「にやける」と「にやにやする」は意味が違い、
今までの「にやける」を言いたい場合は「にやにやする」が正解です!
◆割愛
これもよく使う言葉ですが、
割愛の意味はただ「不要な部分を省く」だけではありません。
割愛は「愛」を「割く」と書きますが、
本当の意味は「惜しいと思いながら思い切って手放すこと」。
とても大切なことを泣く泣くカットすることなんです。
これ、知っている人は知っています。
フォーマルな場面では間違ったまま使わないようにしましょう!
使いたい場合は「省略」に直すと◎
◆二重敬語
知らず知らずにこれを使ってる人が多いのでは?
敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つの種類がありますが、
二重敬語とは一つの文に同じ種類の敬語を2回使っていること!
コレが実は失礼になるんです。
よくある間違いは「お(ご)〜になられます」。
×「おいでになられる」
×「おっしゃられる」
○「おいでになる」
○「おっしゃる」
が正解です!
これは面接でみられてることも多いですTT
丁寧にしすぎてかえって失礼にならないように気をつけましょう!
◆正しい日本語でデキる女子に☆
いかがでしたか?
今まで知らなかった!というものも多かったはず!
面接などでも正しい日本語を使えればまず悪い印象をもたれることはありません!
むしろこの子日本語わかってるな…!と好印象☆☆
ときには入試にも出てきます!!
ぜひ覚えておいてくださいね(^^)/