《JKmusic🎧》3/30 My Hair is Bad　初武道館！My Hair is Bad「ギャラクシーホームランツアー」《ライブレポート🎤》

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《JKmusic🎧》3/30 My Hair is Bad　初武道館！My Hair is Bad「ギャラクシーホームランツアー」《ライブレポート🎤》

《JKmusic🎧》3/30 My Hair is Bad　初武道館！My Hair is Bad「ギャラクシーホームランツアー」《ライブレポート🎤》

こんにちは😊
本日はマイヘアこと、My Hair is Badさんの3/30の武道館公演（1日目）のライブレポートを掲載します！

みなさんマイヘアはご存知ですか？
新潟県上越市在住のロックバンドです。
高校生の頃にバンドを組み、今年で１０年目👍
赤裸々で現実感のある歌詞が、１０代２０代の男女を中心に幅広い層に大人気なんです！
「月曜から夜ふかし」でも紹介されていましたよ💡
それではライブレポートをどうぞ(๑•`ㅁ•́๑)✧

電車を降り、九段下の駅から地上に出て武道館へ向かう。この日はお花見シーズン真っただ中。北の丸公園に咲いている桜と月がとても綺麗で幻想的だった。

ライブは開演時間ちょうどに始まった。
SEが流れて手拍子が起こる、メンバーが出てくると拍手と歓声が鳴り響き、”ギャラクシーホームランツアー日本武道館！ロックバンドやりに来ました。”という言葉を合図に「アフターアワー」で勢いよくライブをスタートさせ、”ロックバンドが武道館にやってきたー！”と叫んだ。

曲名を言った瞬間に観客から嬉しい悲鳴が起きた「グッバイ・マイマリー」では３人が向き合いながら演奏したりジャンプしたりし、少しずつ緊張が解けていっているのが分かった。
その後のMCでは、気合いが入り過ぎてタオルをステージに持ってくるのを忘れたというエピソードを話し、”全部が浸透するような１日にしたいです”と語った。

”懐かしい曲を歌います”と言い、2013年に発売されたアルバム「昨日になりたくて」に収録されている「赤信号で止まること」を披露。

５年前の今日、２０１３/３/３０は”「昨日になりたくて」リリースツアー”で横浜GALAXYというキャパ１５０人のライブハウスで対バン（合計４バンド）していた彼ら。
そして色々な日々を過ごし前に進み、今日武道館で１万２０００人の前でワンマンをしているという状況は誰がどう見てもエモい。
途中、椎木（Vo.Gt.）が客席を見渡し微笑む場面があり、その表情に様々な感情が溢れていた。

”俺が書いた曲の中には主人公がいて、カレなのか彼女なのかは分かりませんが間違いなく主人公がいて、、
その主人公を殺さないようにちゃんと生き返るように、ちゃんと時間が巻き戻るように、曲に乗り移って歌えたら良いなと思います”と宣言し披露した「真赤」では曲中に”ただ好きなだけだったんだ””それ以上はない”と叫び、そのまま男女の別れを男目線で描いた楽曲「運命」へ。

「悪い癖」では、男女のすれ違いが描かれた歌詞が可愛いフォントでモニターに映されており、視覚でも歌詞を感じる事により更にセンチメンタルな気持ちにさせてくれ、疾走感のある楽曲「白熱灯、焼ける朝」では、オレンジ色の照明が朝焼けを表しているようで楽曲の世界観で会場を包み込んでいた。

”今の時期の東京の歌”と説明し「卒業」を披露。曲の途中、目を閉じて心を込めて歌う場面や”１つだけゴメンね”と叫ぶ場面もあった。

その後のMCで椎木（Vo.Gt.）に”山田さん、出番前に震えが止まってなかった”とバラされた山田（Dr.）は、”昨日２３時前に布団に入って眠れたのは朝４時だった”と語り、”なかなか眠れないからコーラを買いにいこうと思って、買って飲んだらカフェインが入ってた”と話し観客を笑わせた。

山本（Ba.）のベースラインの光る「復讐」、「革命はいつも」、カラフルな照明で会場が華やいだ「クリサンセマム」と続き、「元彼氏として」では山本（Ba.）がリズムに乗り回ったりステップを踏んだり軽やかなステージングで魅せた。
曲の途中で椎木（Vo.Gt.）が、
”来てるんですかー？”
”別れて良かったと思っています”
”お幸せに”と言い、この曲の主人公となった元彼女に対してのメッセージのような言葉を叫んでいた。実体験から描かれる歌詞だからこそ鋭く心に刺さるし、曲の温度も熱いままなのかもしれない。

MCでは、
”２６歳になっても俺はロックバンドをやっています。これからもやり続けるしこれが俺の仕事です。
同じメンバーで１０年。２００８年の３月に結成して、２０１８年３月に武道館でやっています。
性根の１番奥の部分に答えがあったんです。たった１本、今日はホームランを打ちにきました。”

”やっと会えたね、武道館さん。さすが、酒なんか飲まなくても自分に酔える。
最近いろんなバンドがやってて、武道館は誰でも出来るってなってハクが落ちたと思ってたけど、そんなこと無かった。”

”今やれる事の全部やりたい。でも今までやってきた事で戦う。みんなにただ１本のホームランを見てほしくてどんどん先に進んでいく”と宣言した。

ライブの度に歌詞が変わり椎木（Vo.Gt.）が今思っている事を音に載せて届ける即興曲「フロムナウオン」では、”武道館と喧嘩するために来たのに”　”だってここは戦う場所だから”と歌い、
その後のMCでは、”良い子ぶっちゃってたな。俺は命が歌いたい。それが生々しいとかリアルとか赤裸裸とか何でも良い。理由はみんなが持っているものだから”と熱く話した。

「戦争を知らない大人たち」「永遠の夏休み」と日常の情景描写だけじゃなくリアルな心理が描かれた悲哀を感じる楽曲が続き、”俺らは新潟の上越市に住んでて、インディーズの社長と出会ったのが高校生の時でした。この曲が無ければ見つけてもらえなかったと思います。”と「声」を披露。

イントロで歓声が起こった「告白」では、モッシュが起き、沢山の手が上がり、会場の照明も明るくなり観客が笑顔でライブを楽しんでる姿が飛び込んできた。
更に「噂」ではダイブも起こり、大盛り上がりのまま本編が終わった。

アンコールが起き、猛ダッシュで椎木（Gt.Vo.）がステージに登場しガッツポーズ。
”もっとやらせてくれー！”　”本編の記憶が無い”と話し、最後に”お母さんありがとう！”と愛と感謝を叫んだ。　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
”１曲ラブソングを歌って良いですか？”と観客に問いかけ「いつか結婚しても」を演奏し始めたが曲の途中でギターを演奏するのを止め、チューニングがC#がBになっていたと謝罪。
”ブラジリアンチューニングになってた。ここは日本武道館なのに”とユーモア溢れるボケをかまし、”史上最高のいつか結婚しても”と曲紹介し、再び演奏。
穏やかなラブソングを笑顔で歌い、初の武道館公演を締めくくった。

それぞれ楽器を置き、肉声で”ありがとうございました”とお礼を伝え満場の拍手の中ステージを後にした。

この日、椎木（Vo.Gt.）が何度も自分で言っていたようにMy Hair is Badは完全に”ロックバンド”だった。余計な演出などなくいつも通りのライブを日本武道館でやってのけ、素手で武道館に喧嘩を挑んだ彼らの戦いは圧勝だった。

セットリスト
2018/03/30(Fri)＠日本武道館
1.アフターアワー
2.熱狂を終え
3.グッバイ・マイマリー
4.ドラマみたいだ
5.赤信号で止まること
6.関白宣言
7.真赤
8.運命
9.悪い癖
10.白熱灯、焼ける朝
11.卒業
12.復讐
13.革命はいつも
14.クリサンセマム
15.元彼氏として
16.ワーカーインザダークネス
17.フロムナウオン
18.戦争を知らない大人たち
19.永遠の夏休み
20.幻
21.声
22.優しさの行方
23.告白
24.噂
En1.いつか結婚しても
En2.音楽家になりたくて