《JKmusic🎧》4/18発売ミニアルバム「光へのアーキテクチャ」戸渡陽太さんインタビュー🎤✨

ホーム
JKトレンドニュース, Music
《JKmusic🎧》4/18発売ミニアルバム「光へのアーキテクチャ」戸渡陽太さんインタビュー🎤✨

《JKmusic🎧》4/18発売ミニアルバム「光へのアーキテクチャ」戸渡陽太さんインタビュー🎤✨

本日は、前回ライブレポートを掲載した戸渡陽太さんの4/18発売のミニアルバム「光へのアーキテクチャ」のインタビューを掲載いたします！
それではどうぞ！✨

2018.02.19

【サイン入りチェキプレゼント】《JKmusic🎧》戸渡陽太「10番勝負vol.9」THE CHARM PARK《ライブレポート🎤》②

前回の、《JKmusic》戸渡陽太「10番勝負vol.9」THE CHARM PARK《ライブレポ》の続きです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 今回は戸渡陽太さんのライブレポートです！✨ THE CHARM PARKさんの出番が終わり、戸...

★ミニアルバムについて

ー今回約１年ぶりの新作で、”自分自身と徹底的に向き合い自問自答を繰り返した”ということですが、この１年間でプライベートや音楽面での変化はありましたか？
戸渡　そうですね。まず、リリースしたって事が1番の変化ですね。
後は、昔より自分だけの事だけじゃなく広く見れるようになったし、正直、去年は自分だけじゃなく周りとかも色々トラブルとかあったんですけど、そういったものも背負えるようになったというか。
ーそれはどんな出来事があったとか軽くお聞きする事は出来ますか？
戸渡　あんまり言えないんですけど、大まかに言うと思い通りに事って進まないなって事だったり。でもそういうのが、今思うと自分の血肉になってパワーになってるなってのは感じますね。
ーそれが歌や歌詞に。
戸渡　自問自答する事によって自分のガソリンというかエネルギーに変換していって、、前向きになれました。今は。
ー今回のアルバムは前向きになった状態で曲を書かれたんですか？それとも悩んでる最中の曲が多いですか？
戸渡　”悩んでるけど、前向きに行こう・・”って時に書きましたね。最中ですね。
ー自問自答を繰り返しで色々考えた上で、自分自身が思う”戸渡陽太”とはどういう人間ですか？
戸渡　僕、思うんですけど。”就活”ってあるじゃないですか？僕はやったこと無いんですけど。凄いと思うんですよ。
”自分とはなんですか？”とか”自分のいいところは？”とかを考えたりして。
そういうの僕、全然思い浮かばなくて！なぜなら悪い点ばかり思いつくから。マネージャーさん代わりに答えて！
マネージャー）どういうこと？（笑）
戸渡　”彼はこう見えてキレイ好きなんですよー！”とかそういうやつ！無いですかね？そういうの。
あ！でも最近性格的な面でいうと、”自分の声って周りの人が言うほどそんな良い声か？！”って思ってたんですけど、今回の作品って自分の声が多く入ってるんですよ。作品の色々な箇所に。
例えば、サビのところでコーラスっぽい声を４本録って和音にしてるんです。その時も、結構存在感や特徴があるなぁと、自分の声に対して”良いな”っていう部分を再認識しましたね。
最初は声がコンプレックスだったんですけど、自分の声を録音して聴いたら、”自分ってこんな声してるんだ”ってビックリするんですよ。
ー分かります。いつも自分で聞いてる声と違うから気持ち悪いですよね。
戸渡　骨の伝導で、伝わってるのと違うくて。
それで自分の声が嫌いで、、でも歌うのが好きだし。
でもだんだんコンプレックスから始まって好きになって、強みになるって良いなって思います。
あ！（そもそもの質問って）自分が思う僕ってことですよね。。あまのじゃくとかですかね？（マネージャーさんに聞く）
マネージャーさん）そうね。あるかもね。今の話でいうと例えば、周りの人がストレートに褒めてくれるじゃないですか。「戸渡くんって良い曲かくよねー」とか。それを多分、自分で受け取った時に謙虚さがいき過ぎてる感じだとは思うんですけど。
戸渡　そうなんです。僕、謙虚なんです。
ーあれ？謙虚な人は謙虚って自分で言わないような・・？！
戸渡　僕、あまのじゃくだから、謙虚じゃないから謙虚って言うんです（笑）
マネージャー）まぁ、こういったややこしさもありますけど、自分の評価を過剰に見てないというか、凄い客観的でいいなと思いますね。
戸渡　８０じゃまだダメで、１００に近づいてやっと景色が見えてくる感じですね。
ーストイックですよね。
戸渡　というか人を信用してないんですかね。
マネージャー）色んな事に懐疑的ではあるよね。
戸渡　そういう人です！
ー俯瞰的なんですね。
戸渡　そうですね。常に。あと話が飛びがちなんですよね。さっきもそうでしたし！（笑）
ーどういう人間になりたいですか？
戸渡　その場にいるだけでみんなが幸せになるような。
ーすごい天使みたいな発言！
マネージャー）テーマがでかい！
戸渡　自分が席を立ったあとに、そこに花が咲いてるなみたいなのが良いですね。
ー明るさとか存在感が残る感じですね！
戸渡　あ！残る感じで思い出しました。
やっぱ目に見えないモノを作品として作ってますし、最近よく思う事があって。
２～３年前に作った「ラストワルツ」って曲があるんですけど、前に作ったのに最近初めて人前で歌ったっていう曲で。
福岡に住んでいた頃に沢山お世話になっていた、西新ワルツってお店があったんですけど閉店しちゃって。でも曲の中では（西新ワルツは）永遠に生き続けるじゃないですか。おこがましくなければ、誰かの記憶に残れたりとか誰かの記憶の居場所にいれたら嬉しいなと思います。そういう人になれたらいいなと思います。

ータイトルを「光へのアーキテクチャ」にした由来を教えてください。
戸渡　先ほどの自問自答をしてた時期っていうのは、結構ナーバスだったり、ただ単にナーバスだけじゃなく、そうなる原因のものもあったり。あと自分だけのせいじゃないけど躓く事もあったり。
でも自分がそういうのを呼んでるんだよなーって考えたりもしたりして。
まず、そもそも曲を作ったりする行為は自問自答だったりするんですよ。
曲を作ったり自問自答するのはなんでかなと思った時に、光へ向かってるからかなと思ったんですよ。
さっきも言った目に見えないモノを作るっていうのは、自分がどういう存在になりたいっていう自分の理想があって、それを音楽を通して構築していく。
アーキテクチャという単語が”建築”とかって意味なので、曲たちが”光”へ向かう建築物っていう意味でタイトルを「光へのアーキテクチャ」にしました。

ー今回のミニアルバムはどんな構想で作っていったんですか？
戸渡　家で仕事を探す気力が無い人に。。。
ーな、なるほど（笑）
戸渡　ごめんなさい！少しジョークの部分もありました！（笑）
やっぱり社会の歯車というと大げさですけど、きっとその人にしか出来ない事はあったりして、そういうものに気付けるようなキッカケになれば嬉しいですし、それだけじゃなくて色んな良さとか、今だって政治が色々揺れていますけど、実はすごいまがい物に見えるなってのはみんな気付いていて。
でも、それを言う気力がみんななくて、そういうものに突っ込める活力になればいいなって思います。
ーどうせ言っても変わらないだろうなってのもありますしね。
戸渡　あと曲順で言えば、結構音楽的ですね。
”このワードが続いたから”とかじゃなくて、耳的にこの曲順だと聞き心地いいかなーとか、飽きずに聴いてもらえるかなーとかを考えて作りましたね。
プロデューサーの深沼元昭さんはずっと一緒に、３～４年くらい一緒にやっている方で関係性も深くて、距離感とかも凄い近いですし、お互いに距離感も分かっていて良さも分かっていただいていて把握してくださってるから、自分の声が真ん中にあって曲によってはもっと自分が引っ張っていくものがあったりとか、そういう良い意味で自分の色が全面に出たアルバムになったんじゃないかなと思っています。
ーストックから選んだ曲と新しく作った曲はどちらが多いですか？
戸渡　今回割と新曲が多いですね。ストックしてた曲もあるんですけど。
リード曲も新曲ですし。
ー曲作りは降ってくる派ですか？絞り出す派ですか？
戸渡　両方ですね。
なるべくアウトプットを限定させたくなくて。
インプットってスポンジのようで色んなところから入ってくるじゃないですか。
汚れた水のところに行けば汚れた水を吸うし、蛇口をひねってそこだけピンポイントに吸収するのもあると思うし、あるいは空気がそのまま入ってるってのもあると思うんですけど。
アウトプットて意外と気が付かないけど限定しがちで、絞るって行為だけかと思いきや、放置してても出てくるものもあるかもしれないし、端っこだけ絞ったりもあるかもしれないじゃないですか。
降ってくるワードもあるんですけど、このアルバムだと「Homesick」って曲の”帰る場所はどこにもないのに時々ホームシックになる”っていうワードは急に降ってきて、自分から出てきたワードではあるんですけど、それってなんなんだろうな？って面白いなと思ってそこから広げていく作業をしたり、「明星」はリードからギターで、音から音で広げていった曲になってます。
ーギターリフからこういう歌詞にしよう、こういう雰囲気だからこういうフレーズを選ぼうっていう？
戸渡　そうですね。
「明星」は自分の中で力づくで作った感があって、それがいいのか悪いのかは分からないんですけど。
僕の中ではあの曲がキッカケで振り切れた感じはあって、今までは力づくでやることは好きじゃなかったけど、向き合っていったりとか限定したくないと言ったものの力づくで作りたくないってのもある種限定してるよなって思った自分もいて、だったら振り切ってやってみようと思ってやってみました。
もしかしたら詞とかもそういう部分が出てるかもしれないですね。
ー全体的に力強い楽曲だなと思います。
戸渡　そういうことが、のちに自分の糧になるのかなって。まだ自分にどういう作用があるか分からないですけど。
そんな感じで今回のアルバムは、色んな形で作った曲が多いですね。
ーギターで鳴らしながら作るんですか？それともDTMなどで鍵盤で作ってますか？
戸渡　最初はギターが多いですね。打ち込みから作ってみたりもするんですけど、何かがしっくりこない自分がしたりして。
今回の作品はギターとか、言葉から作った作品が多いですね。

ーリード曲の「明星」のMVなんですが、今までのMVよりも場面の切り替えや加工などが多いように思うのですが、”今までと違うものにしたい”など意識した事はありますか？
戸渡　まずジャケットのデザインをしてくれてる人がいて、その人には昔からお世話になっていて、プライベートな事を言うとお酒の場でもお世話になってるし、同郷だからすごい可愛がってもらってたりするんですけど。
今回のジャケットもお願いしたいってお話した時に、”何かイメージある？”って言われて。
僕は全然素人だし、色々は言えないんですけど”「明星」って曲は、殻を割ったり、割ったやつを付けたりして自分を作っていこうぜ”って感じの曲なんですけどって
伝えました。
僕は、自分の顔とかを切ったり縫ったり貼ったりとかするのが好きで、インスタでもやったことあるんですけど、アー写とMVを同時に撮ろうってなった時にデザイナーさんが連れてきた監督さんたちと集まった時に、一回やりたいこと面白いと思った事をみんなで出してみようって、いろいろ提案したりして、今のMVが出来上がりましたね。
ーみんなでやりたいことを出していって、これはやる！これはやらない！って選んだのは戸渡さんですか？
戸渡　最終的にまとめたのは監督さんだったんですけど、でも共通してたのは、みんなモノ作りの人なので面白いものを作りたいってのがあって。
ーじゃあアイデアが出た中でそこまでボツになるやつが無かった感じですか？
戸渡　僕がボツにしなかったですね。なんでもやります！って言って。
撮影中に倒れたくらいですからね。
マネージャー）頑張り過ぎて倒れたんですよ。
ー撮影の時間はどれくらいかかったんですか？
戸渡　丸一日です。
煙を吐くシーンがあって、それが水タバコを吸ってるところを逆再生で撮ろうってやつなんですけど、むせちゃって。
それを３分間に１５回とかやってたら具合が悪くなっちゃって、でも撮影は止められないので。他にもペンキをかけられまくったりして。
マネージャー）１番しんどいシーンを撮る前にね。
戸渡　面白いものが作れるなら自分の犠牲はどうでもよくて。そういうのもあらかじめみんなに言っていて。”全然スクランブル交差点で全裸になることも出来ます”みたいなことも言っていて。
なので思いっきりそうされましたね。（笑）
ー見所満載ですね。
戸渡　面白いなって思ってほしいですね。
ーインタビューで話していたところはここか！っていうのにも注目してMVを見て欲しいですね！

ー私はミニアルバムの中だと「メランコリーな日々」が１番好きなんですが、歌詞だけみると結構病んでるじゃないですか？それを明るい楽曲と合わせる事によって、病みつつも前向きさも出ている気がするのですが、そういうバランスなどって意識したりしていますか？
戸渡　結構気にしますね。
明るいメロディーに悲哀というものを歌った方が、より僕は伝わるというか自分の中でしっくりくるんですよね。
楽しい曲を楽しく歌うのもありですけど。
あとこの曲は、弾いた時にパッと出てきたフレーズをそのまま書いてるってのもあって、言葉がそのメロディーに乗りたがってたのかなって。
僕は”明るい曲に悲哀のある歌詞”に１票ですけど！
ー私も１票！